タイの楽園、ピピドン島とピピレ島からなる静かな楽園は、2004年末のスマトラ沖大地震で大きなダメージを負った。人口が集中する地域を津波が襲い、多くの犠牲者が出た。しかしこのピーレラグーンに象徴されるように、素早く復興されている。
海面から隆起した岩をジャングルが覆ったような島で、地形はどこに行っても厳しい。そのため、どこに行くにもボートで海づたいが原則。島に車やバイクの姿が見られないのはこのためで、とても静かな環境が保たれている。
ピーレ・ラグーンを訪れるためにはいくつかの自然条件が揃わなければならない。風が無く、波が穏やかで、且つ潮の状態が良好なときにのみ、アクセスできる特別な場所。それがこのビーチの神秘性をより高めている。
小さな宝石のようなビーチ。エメラルドグリーンの海は透明度も高く美しい。夏季は雨が多いため、11~4月ごろがベストシーズンとなっている。プーケットからの日帰りツアーもあるようなので利用してみよう。