カプリ島にはビーチはあまりないが、昔から別荘地として使われてきた。最近では洗練されたリゾートファッションの発信地として有名なのがマリーナ・グランデである。タオルミナはイタリアでも有名なビーチである。暗い洞窟を抜けるとそこはビーチであるから不思議である。大西洋を望むナザレはイワシが美味しい。アディーラ・ビーチは地中海のヘソとしてたびたび歴史に登場するマルタ島にある。

ここのエリアは、地上ばかりに見どころが多く、ビーチが見落としてしまった感じがする。地中海には、ローマ時代からの歴史を持つスポットがたくさんある。白砂ビーチとはイメージが違うが見どころが満載である。

ケラマ諸島は、インド洋の小島のような白砂ビーチが広がる所。那覇からフェリーで行ける。本島と比べるとほとんどプライベートビーチ気分である。八重山諸島の要である石垣島から車で３０分くらいの所に川平湾がある。そこは日本百景にも選ばれる絶景が広がる。はての浜では日本ではない海の色が印象的である。扇池やスリ浜ビーチも押さえておきたい。そこではパイナップルによく似た木が生えていることで有名である。

地理学的には日本は熱帯ではないが、周りを海で囲まれた島国のため、海岸線の長さが世界トップクラスである。今回は白い砂と青い海が印象的な沖縄、奄美、小笠原を選んでみた。